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更新日:2025年5月9日

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(県指定文化財)長禅寺三世堂

長禅寺は大鹿山長禅寺と号し、臨済宗妙心寺派に属しています。慶安2年(1649年)将軍徳川家光より寺領5石3斗を賜る朱印状の交付を受け、以後明治維新まで歴代の将軍より朱印状を受けています。
手前に開花した桜の花があり、奥に三世堂が見えている。

南側の石段をのぼりきると、正面に建つのが茨城県指定文化財の三世堂です。外観は2層ですが内部3層で、「さざえ堂」の形式になっており、上り階段と下り階段があり、堂内では参拝者が交差せずにまわれるようになっています。棟札によれば、宝暦13年(1763年)に建立された堂が大破したため、享和元年(1801年)に再建されたとあります。1層に坂東三十三か所観音札所、2層に秩父三十四か所観音札所、3層に西国三十三か所の各本尊の写しを安置しており。合計百体の観音像があることから、百観音堂と呼ばれています。

さざえ堂は他には、群馬県太田市の曹源寺、埼玉県本庄市の成身院、福島県会津若松市の旧正宗寺、青森県弘前市の蘭庭院、長崎県島原市の天如搭と、長禅寺を含めて全国で6棟しか残っておらず、大変に貴重な建物です。

(注意)普段は内部の一般公開はしていません。

ここでの全国に残るさざえ堂6棟とは、日本古来の木造建築物であり、内部は参拝者の流れが交差せずに回れるようになっている寺院の仏堂をさしています。

下記の項目をクリックするとPDFファイルでご覧いただけます。

 

長禅寺三世堂の解説パンフレット(PDF:5,427KB)(別ウィンドウで開きます)

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